F-7 日々のモニタリング

日々健康を保つためには、食事のほかにも観察すべきものがあります。

ここでは、日々観察すべきものについてご紹介いたします。

 

排便

消化器の状態は、排出される便の状態により知ることができます。

 

下の表は、「ブリストル便形状スケール」といって、便の状態を7分割で評価するものです。番号が若くなるほど排便までの時間が長くなり、また便に含まれる水分の量が減っていきます。理想は4番です。

 

番号により適切な対処法が異なってきますので、

異常がある場合は主治医の先生に相談しましょう。 

 

●ブリストル便形状スケール

F-7 日々のモニタリング

 

身長・体重

医療的ケア児の適正身長や体重は、一人ひとりの基礎疾患などにより一般的な児の値とは異なり、

主治医、管理栄養士と相談のうえ個別に設定することが多いです。

子ども達の成長の評価には一般的に

 

○「成長評価用チャート(成長曲線)」

○「カウプ指数」を用います

 

医療的ケア児の場合でも身長と体重の推移を把握することはとても大切なため、

成長評価チャートを利用することがあります。

個別性の高い医療的ケア児だからこそ、

身長や体重の推移をみることで成長に見合った栄養が摂れているかの判断材料にもなります。

 

 【参考】 【成長評価用チャート(成長曲線)・(一社)日本小児内分泌学会】

日本人小児の体格の評価|日本小児内分泌学会 (umin.jp)

 

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