A-4 在宅移行期(準備その2)

レイアウトのポイント

在宅移行が見えてきたらお子さんを迎えるための準備を考えていきます。

医療的ケアが多いお子さんの場合、在宅において病院と近しい環境の整備が必要です。

最初は準備は大変ですが家族で家で暮らすことができるのはやっぱり嬉しいものです。

 

部屋のレイアウトに関する主なポイントは以下の通りです。

 

①寝る場所の配置

医療機器を使用する場合は近くで電源の確保ができないといけません。

また、経管栄養の場合はカーテンの近くなど吊り下げる場所が確保できると便利です。

 

②医療機器の配置

人工呼吸器、加温加湿器、パルスオキシメーターなどはベッド周りに配置が必要です。

在宅酸素はチューブが届けばベッド周りでなくてもよいかもしれませんが近い方がなにかと便利です。

カフアシスト、吸入器など使用が1日数回までのものもベッド周りでなくてもよいかもしれませんが近い方がなにかと便利です。

 

③ワゴン

医療材料などのケアグッズをまとめて保管するのにワゴンがあると便利です。

 

探せば色々ありますがこちらの商品は無難です。

 

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A-4 在宅移行期(準備その2)

 

④入浴場所と導線

どこでどのようにお風呂に入れてあげるか、なんとなく確認しておけると実際に在宅移行してからスムーズです。

 

レイアウト事例

参考として以下に事例をご紹介します。

A-4 在宅移行期(準備その2)

 

参考資料

医療的ケアが必要な子どものベッド周りの工夫 2022年国際福祉機器展

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