G-12 温泉に行こう!① 医ケア児旅行計画

 

旅行行きたいよね。温泉なら行けるんじゃない?

 

 

医ケア児のお出かけは色々と気を使いますよね。

 

荷物も多いし、出先でのケアスペースの確保とか、バリアフリーかどうかとか。

暑かったり寒かったりするだけでも調子が変わるし、休憩できるスペースは絶対必要。

 

移動するだけでもやっとなのに、旅行するのはちょっとハードルが高い……。

 

 

 

 

G-12 温泉に行こう!① 医ケア児旅行計画G-12 温泉に行こう!① 医ケア児旅行計画

 

 

 

温泉に行くっていうだけで非日常感満載でしょ?

 

ご高齢の方や身体に不自由のある人でも楽しめる観光地といえば温泉!

 

あちこち歩いて観光しなくても、近くの温泉街にぶらっと出てみたり、ホテルや旅館に泊まったりするだけで楽しめる!

 

というわけで、「温泉めっちゃいいよ!」というお話です。

 

 

とはいえ、やっぱり医ケア児を連れた家族であれば色々と事情があるでしょう?

 

 

 とりあえず「これだけは押さえてから泊まる場所を選びたい!」というポイントをまとめました!

 

 

G-12 温泉に行こう!① 医ケア児旅行計画

 

 

 

 

 

交通手段は絶対に車?

 

 

医ケアの子は車があればほぼ車移動でしょう。

 

旅行するとしたら車で行ける範囲をまずチェックしますよね。

 

温泉地は全国各地にありますから、自宅から車でいける温泉地もきっとあるはずです。

 

 

 

でも、行こうと思えばどこでも行けますよ?

飛行機でもフェリーでも、乗ろうと思えば乗れるから!

 

G-8 お出かけ方法~【飛行機・フェリー編】~ | 暮らしの記事|医ケアkidsナビ

 

 

行くだけでも疲れちゃいそうだけど、目的地が温泉なら、着いてしまえばあとはのんびりできる。

 

初めての飛行機旅行やフェリー旅行の目的地としても設定しやすいのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

案外不便な場所にあったりする駐車場

 

 

車で行けば絶対に必要なのが駐車場。

 

飛行機で行ったとしても、ホテルまで距離があれば現地でレンタカーを借りることもあるでしょう。

 

ですが、古い温泉地や立派な温泉街ある地域だと、実は駐車場がなかったりするんですよ。

 

全くないというわけではないのですが、駐車場がホテル直結ではなく、ちょっと離れた場所に設置してあるのはよくあること。

 

駐車場が遠い場合、ゲストは玄関先で降りて駐車はスタッフにお願いするシステムになっていることもあります。

 

荷物の多い医ケア児家庭としては、駐車場の位置や駐車場までの送迎、もしくはスタッフによる駐車かどうかなど、確認しておくとよいでしょう。

 

 

 

 

 

バリアフリーは絶対必須でしょ

 

今時の観光地はどこもバリアフリーが当たり前ですが、古い旅館だとバリアだらけの場合も。

 

なんならエレベーターのない旅館だってあります。

 

エレベーターの有無、階段の有無などは調べておいた方がよいでしょう

 

 

 

 

 

これだけは譲れない!部屋付き温泉!

 

 せっかく温泉に来たのだから、子どももお風呂に入れてあげたい!

 

お部屋に温泉が付いていればそれができる!

 

 

 

 これは絶対譲れない。

 

 

 

となるとお宿は結構限られます。

 

しかし、コロナ禍の影響で部屋付き温泉のある旅館やホテルも増えてきてはいます。

 

 

 

問題は、温泉付の部屋だと、他の部屋よりもお値段が高め……。

 

少しでも費用を抑えたいのであれば、家族風呂があるところを探すのも手です。

 

家族風呂であれば脱衣所も広めなので機械や物品を運び込んでも何とかなるかと。

 

 

 

ただねぇ……

多少高くついたとしても、やっぱり温泉付きのお部屋の方がお勧めではあります

 

なぜなら……

 

 家族風呂の使用は時間割です。温泉によって1枠20分、30分などの時間で区切られています。 

 物の運搬なども時間に含まれるので、その分温泉に浸かれる時間が削られます。

 時間を延ばすためには2枠、3枠分予約する必要がありますが、その分料金もかかります。

 事前予約ができす当日予約のみの場合もあり、希望の時間に入れるかどうかわからない場合も。

 人気の時間帯だど予約が取り難い上に、前後にも別の人の予約が入るので時間厳守で入らないといけなかったり。

 

 

家族風呂だと上記のように色々と制約が付きます。

 

が、部屋付き温泉を諦めて家族風呂にするだけでお値段は相当抑えられます。

 

 

部屋付き温泉の方がゆっくり時間を気にせず入れる分お勧めではありますが、次善の策として家族風呂も考慮してみてください。

 

 

 

 

 

食事場所にも気をつかうよね

 

最近のホテルだと食事はレストランでのビュッフェの形式が多いですよね。

 

逆に古い温泉地、女将がいて中居さんがたくさんいるような旅館だと、部屋食がメインだったりします。

 

 

移動が大変な医ケア児としては、部屋食が楽。

できれば部屋食のホテル、旅館を探したいところですね。

 

 

しかし、そういったところはやっぱりお高い!

新しい場所だと、そもそも部屋食が選択できないことも多いですしね。

 

 

ここは諦めてレストラン食にするしかない……。

 

そんなときは、個室にできるかどうかをチェック!

 

個室であれば、荷物が多くても問題ないし、ケアをしている間の周りの視線も気にならない!

ホテルにかけ合えば用意してくれることもありますよ。

 

 

 

また、ミキサー食が必要な場合、「ミキサーにかけるだけ」でよければ準備してくれることもあります。

 

 

 

 

 

旅行先で何かあったときはどこを受診する?

 

行先が温泉かどうかに限らず、緊急受診病院は旅行に行く際にはマストのチェックポイントですよね。

 

自宅から車で行ける範囲の場所であればさほど気にする必要はないかもしれませんが、飛行機やフェリー、あるいは新幹線などで遠出した場合、何かあってもいつもの病院に行けるわけではありません。

 

事前に何かあった場合に駆けこめる病院に目星をつけておく必要があります。

 

なんなら、旅行前に主治医からその病院宛ての紹介状をもらっておくとよいでしょう。

 

秘境温泉のような山奥や交通の便の悪い温泉地だと、何かあってもすぐに救急車が来れない場所もあります。

 

そういった場所はお勧めしませんが、どうしても行きたい場合、何かあったときにどうするか、事前にシミュレーションしておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

旅行のハードルは高くとも、やはり子どもとの旅行は憧れるでしょう?

温泉ならきっと行ける!

ぜひトライしてみてください!

 

 

 

 

 

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