G-19 医ケア児だって行ける!東京ディズニーリゾート

ディズニーランドに行きたい!
テーマパークと言えばどこでしょうか?
それとも、ハウステンボス?
最近だとシャングリア沖縄もありかな。
全国各地に様々存在していますが、夢の国と言えばやはりデ東京ディズニーリゾートではないでしょうか?
アトラクションやショーの面白さはもちろん、パーク全体の演出や馴染み深い映画世界の再現に子どもも大人もわくわくしてしまいます。
そして何より魅力的なキャラクターの存在が大きく、キャラクターに会いに行くだけでも楽しくなれちゃう!
しかし、混雑はひどいし、遠いし、そもそもアトラクションに乗れないし、行きたい気持ちはあっても行く気に慣れない医療的ケア児(医ケア児)や障害のある子(障害児)のご家庭も多いのでないでしょうか?
でも実はディズニーリゾートは障害がある人にも楽しめるようにできています。
「よし行こう!」と思いきることさえできれば、どんな子だって楽しめるはず!
実際、多くの先輩医ケア児家庭がディズニーリゾート旅行にチャレンジし、楽しんできています。
今回はそうした方の体験をもとに医ケア児のディズニーリゾート旅行のポイントをご紹介します。

リゾート内での移動は心配無用!
リゾート内は基本的に全てバリアフリー。
バギーや車いす、ベビーカーの移動で困ることはまずありません。
リゾート内は広いため、ランドとシーを行き来したり、周辺ホテルに宿泊したりする場合など、車やバス、モノレール等での移動が必要になることも。
それに関しても、何も心配はいりません
駐車場には広い障害者用パーキングもありますし、リゾート内を移動するためのシャトルバスやモノレールもバギーや車いす、ベビーカーのままで利用可能です。
シャトルバスはノンステップバスなので、スロープを出してもらえば乗り降りに問題はありません。
モノレールに関しては、プラットホームとモノレールの間に約5cmのすき間、約3cmの段差がありますが、それくらいであれば乗り越えるのはそれほど難しくありません。
難しいと感じる場合は、簡易スロープを利用することもできます。
また、モノレールの3・4両目にはフリースペースもあるため、大きなバギーでも乗り入れる場所に困ることはないでしょう。
【公式】リゾート内からのアクセス | 東京ディズニーリゾート
街中を歩いていると、数段しかない階段が昇れなかったり、公共交通機関がちょっと使いにくかったりと、様々なバリアを感じることもありますが、パーク内ではむしろそうしたバリアに関しては感じずに過ごすことができます。

並んで待てない?そこも配慮は行き届いてますよ!
【公式】パークでの負担を軽減するためのサービス | 東京ディズニーリゾート
医ケア児の中にはちょっとしたことで体調に変化をきたしてしまう子もいますよね。
特に気温が高かったり低かったりする日にはずっと外にいるだけで発作を起こしてしまうことも・・・
そんな子を連れて、アトラクションの列に並んで待つなんて無理。
ですよね。
ですから、そうした子のための配慮がちゃんとあります。
身体障害者手帳
精神障害者保健福祉手帳
療育手帳(愛の手帳、緑の手帳)
被爆者健康手帳
戦傷病者手帳
障害者総合支援法および児童福祉法に基づく障害福祉サービス利用のための各種受給者証
難病法に規定する特定医療費(指定難病)受給者証
児童福祉法に規定する小児慢性特定疾病医療受給者証
上記いずれかのものを持っている場合、「ディスアビリティアクセスサービス」を利用することができます。
長時間列に並ぶことが困難な場合、グループ全員が待ち時間を列以外の場所で待機することができるサービスです。
待ち時間の短縮ができるわけではありませんが、炎天下や寒空の下で待たなくて済むのは安心です。
利用するには、対象アトラクションのキャストにディスアビリティアクセスサービスを利用したい旨を伝え、登録する必要があります。
その際、手帳や受給者証の原本が必要になるため、忘れずに持参しましょう。

食事の準備も問題なし
栄養摂取の方法が完全経管栄養であれば、それほど問題にはなりませんが、多少なりとも経口摂取が可能な場合や胃瘻からミキサー食を投与している場合、旅行中はそれらの食事をどこから調達するかが問題になりますよね。
コードレスミキサーを持ち歩いて自分でなんとかして調達するとか・・・・
できなくはないけど、かなり大変。
でも実は、ディズニーリゾート内のレストランの一部では、色々な形態の食事に対応してもらうことができるのです!
持ち込んだ食事を温めてもらうこともできるし、ペースト食やきざみ食をお願いすることも可能!
レストランの食事を一緒に楽しむことができるというだけでも、ちょっと嬉しくなりますよね。
【公式】お食事に制限のある方へのご案内 | 東京ディズニーリゾート

楽しみ方は無限大
テーマパークに行っても、アトラクションに乗れないと面白くない。
確かにそれは一理ありますよね。
だからこそ、車いすやバギーのままでも利用できるアトラクションも用意されています。
【公式】肢体不自由の方、車イスをご利用の方へ | 東京ディズニーリゾート
一部のアトラクションではありますが、少しでも楽しめるものがあれば、子どもにとってもよい刺激になるのではないでしょうか?
ですが、アトラクションに乗れなくても楽しめるのがディズニーリゾートのいいところ!
リゾート内ではあちこちでショーが開催されているため、それらのショーをはしごするだけでもかなり楽しめます。
一部施設には車いすやバギー専用の観覧スペースもあるので、それらを狙っていくのもよいでしょう。
もしくはキャラクターとのグリーティング(写真撮影)に集中するのもありかと。
ミッキーやミニーがその辺をふらふらしているのを捕まえるのは難しいですが、グリーティングのための場所と時間が設定されているので、各キャラクターをはしごして回るのもありですよ。
泊りがけであれば、バケーションパッケージがお勧めです。
チケット、宿泊、アトラクションやショーやレストランの予約などをセットにしたパッケージプランです。
バケーションパッケージで、車いすやバギーのままで乗車可能なアトラクションやショーをはじめから予約しておけば、待ち時間もほとんどなしで楽しむことができます。
グリーティングをメインにしてバケーションパッケージを組めば、色々なキャラクターと写真を撮ることができるので、アトラクションが苦手な子でも楽しむことができるはずです。
バケーションパッケージの難点はそのお値段ですね・・・・。
チケット代、ホテル代だけでもそれなりの額になるところに、色々な予約優先権が入ると、かなりのお値段になります。
繁忙期と閑散期で値段に差はありますが、閑散期でもそれなりの額になります。
ただ、連れ出すこと自体が難しい医ケア児ですから、そう何度も来れるわけではありません。
ちょっと奮発して・・・と思えれば、バケーションパッケージを使った方が楽に楽しめるかとは思いますので、ぜひご検討ください。

到着までは頑張りが必要
ディズニーリゾート内に着いてしまえば、基本はバリアフリーであまり困ることはないはずです。
あちこちにキャストもおり、困れば手助けしてもらえる環境も整っています。
ただ、問題はどうやって到着するか、です。
『飛行機旅行の手順書』 | 暮らしの記事|医ケアkidsナビ
お出かけ方法~【バス・電車編】~ | 暮らしの記事|医ケアkidsナビ
アクセスが悪いわけではありませんが、公共交通機関で行くとなるとそれなりに大変です。
東京圏は色々な交通網が発展している分、あちこちで乗換が必要だったり・・・。
どこからでも色々な方法で到着することは可能なのですが、個人的にはタクシーを使ってしまう方が楽でお勧めです。
特に遠方からくる場合、羽田空港から、東京駅から、あれこれ乗り継いで行くよりもタクシーを使うのが全然楽ちん。
だいたいのタクシー会社はディズニーリゾートまでを固定運賃にしているので、無理せずタクシーを利用することをお勧めします。
福祉タクシーを利用する際は、事前に予約が必要なことがほとんどなので、こちらも事前に準備しておきましょう。

まとめ
ディズニーリゾートは、医ケア児や障害のある人に対しても配慮のある施設です。
上記で挙げた以外にも、医ケア児を連れて歩くのに安心な施設は各種そろっています。
ランド、シーともに救護室ももちろん配備。
多機能トイレもそこかしこにあるので、心配ありません。
また、ランドに限られますが、パーソナルケアスペースも設置されています。落ち着く場所が必要な時はこちらを利用することもできます。
今時のテーマパークはどこもバリアフリーを推進しているので、医ケア児であってもテーマ―パークを楽しむことは可能です。
ただちょっと、行くのが大変というところはありますが、何かのお祝いや記念などに行ってみるのはどうでしょうか?


