G-5 医ケア児のお出かけ お出かけ方法【お散歩編】

 

G-5 医ケア児のお出かけ お出かけ方法【お散歩編】

 

まずは散歩ができないとね!

 

出かける際の移動手段は様々です。

車?バス?電車?船?飛行機?

行先によっては色々な手段を組み合わせる必要もあるでしょう。

 

しかしながら出かける基本となるのは、まずは徒歩です。

歩かないことには車にも電車にも乗れません。

 

医療的ケア児(医ケア児)や障害のある子(障害児)の場合はどうでしょう?

自力であるくことは困難かもしれません。

であれば、徒歩に代わる何かしらの移動手段が必要です。

 

G-5 医ケア児のお出かけ お出かけ方法【お散歩編】

 

 

 

抱っこ

 

医ケア児であるなしにかかわらず、赤ちゃんは歩くことはできません。

そんな赤ちゃんのもっとも一般的な移動手段といえば、「抱っこ」です。

 

部屋の中をちょっと移動するだけならば、さっと抱きかかえるだけで事足りるでしょう。

ですが少し長い時間、例えば近所へ散歩に出るなどであれば「抱っこ紐」が欲しくなると思います。

 

 

医療的ケアが必要ではあっても、赤ちゃんは赤ちゃんです。

新生児期から使える抱っこ紐であればどんな抱っこ紐でも使用することは可能です。

一方、関節拘縮などがある場合は使用できない可能性もあります。

そうでなければ、個人的にお勧めなのはベビービョルンの抱っこ紐「MINI」です。

【公式】ベビービョルン ベビーキャリア MINI|新生児から使える抱っこ紐 | BabyBjörn

 

一般的な抱っこ紐とは違い、赤ちゃんを包む部分と紐部分がセパレートになっているため、首の座っていない子でも安全に抱えることができます。

新生児向けを謳う商品のため、対象サイズは120㎝、11Kg、対象月例は0か月から12か月と、一般的な抱っこ紐より短い期間、サイズの設定になっていますが、成長がゆっくりな子であれば長く使えるでしょう。

 

 

しかしながら、常に人工呼吸器管理が必要な場合、抱っこ紐を使うこと自体が難しく、現実的ではない可能性もあります。

それでも、どうしても抱っこ移動が必要な場合は、「横抱き抱っこ紐(スリング)」を検討してみてください。

 

ベビースリング(u-sling)|商品情報|ケラッタ

クルム ファースト|新生児から使える抱っこひも|アップリカ

 

ただし、横抱き抱っこ紐は縦抱き抱っこ紐よりも扱いが難しいとされています。

正しい姿勢で抱っこしないと股関節脱臼や窒息を招く恐れがあるため、使い方をしっかり確認してから使用してください。

 

 

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ベビーカー

 

ある程度の距離を移動する場合、新生児であっても抱っこよりはベビーカーでの移動を選択するのが一般的でしょう。

体重がある程度増えてくればなおのこと。

また、常時人工呼吸器を装着しているなど、抱っこでの移動が困難な場合もベビーカー移動が基本になると思います。

 

ベビーカーの選び方に関してはこちらを参照してください。

医ケア児のベビーカー選び

 

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さて、次項でもご紹介しますが、自力での移動が困難で座位を保つことも困難な子であれば、将来的にはバギーを購入することになると思います。

バギーであればある程度の荷物を積むことができますが、ベビーカーの場合は積み込める荷物には限界があります。

購入したはいいけど、あとから使用機器が増えて積み込めなくなってしまった、なんてこともあるかもしれません。

これらの事情を考えると、ベビーカーに関してはまずはレンタルで対応するというのも良い手かと思われます。

 

ベビー用品レンタルのベビレンタ【公式】

ベビー用品のレンタル・購入ならベビードア!- Babydoor

 

積み込めるものに限りのあるベビーカーですが、100円ショップなどでも販売しているフックやドリンクホルダー、取り付けバックなど、ベビーカー用の小物はたくさんあるので、それらを使えばある程度積み込める量を増やすこともできます。

 

ベビーカーはバギーと比べて軽量で、サイズも小さく操作性に優れているため、エレベーターや電車、バスなどの公共交通機関にも乗りやすいという利点もあります。

こうした利点を生かしてベビーカーとバギーを使い分けるのもよいかもしれません。

 

 

G-5 医ケア児のお出かけ お出かけ方法【お散歩編】

 

 

 

 

バギー 小児用車いす

 

 

バギー型車いす | 医療的ケア児との暮らしに役立つ情報をワンストップで紹介するサイト|医ケアkidsナビ

 

上項でも触れましたが、自力での移動が困難で座位を保つことも困難な子であれば、将来的にはバギーを購入することになると思います。

自力歩行は困難でも、座位を保つことができれば小児用車いすという選択肢もありますが、この記事ではそれもバギーに含めることとします。

 

抱っこでの移動が難しい年齢や大きさになった子や、そもそも抱っこ移動が難しい子の場合、最終的に主な移動手段となるのがバギーだと思われます。

 

しかし、バギーは基本的にオーダーメイドであり、ベビーカーの様に買いに行ってその日から使えるような代物ではありません。

作ろうと思ってから納品されるまで数か月単位で時間がかかります。

 

バギーができるまで

 

また、バギーはベビーカーに比べると大きく重たいため、住まいの工夫が必要になる場合もあります。

自宅がマンションの上層階の場合、エレベーターを使う必要がありますが、小さなエレベーターだと大型のバギーは載せられない可能性があります。

また、一軒家やマンション1階だったとしても、数段の階段や段差があるかもしれません。その場合、バギーはベビーカーのように持ち上げることが困難なので、スロープを用意する必要があります。

工事でスロープを作成するという方法もありますが、簡便なのは簡易スロープを購入することです。

参考:安全な車椅子スロープの勾配とは?長さの計算方法と失敗しない3つの注意点 | 介護マーケット|福祉用具専門相談員が運営する介護用品情報サイト

 

 

バギーもスロープも医療用用品であるため、それなりの金額ですが、これらの購入には助成があります。

バギー作成時に案内してもらえるとは思いますが、必要に応じて各自治体の相談窓口や医療機関の相談支援事業相談員などにご相談ください。

制度・手当|医ケアkidsナビ→その他の助成(補装具費給付申請)

 

 

 G-5 医ケア児のお出かけ お出かけ方法【お散歩編】

 

 

 

 

まとめ

 

どんな移動手段をとるにしても、お出かけする際には酸素投与量や電池の持ち時間をしっかり確認しましょう。

投与量が多いと短時間で酸素ボンベが空になってしまうので、距離に応じて予備のボンベを持参する必要があるかもしれません。

また、充電が持たない可能性がある場合、換えの電池を持参するか、どこか充電できるスポットを事前に把握しておく必要があります。

 

お出かけ前のチェックリストは別記事にまとめてありますので、そちらもご参照ください。

医ケア児のお出かけ準備について

 

 

歩くことが困難な場合、ちょっと移動するにも何かしら工夫が必要になってきます。

しかし、それができれば行動範囲を広げることができます。

 

まずは、徒歩移動ができる範囲でのお出かけ、散歩から始めてみましょう。

 

 

 

 

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